思い出の競技会 カヤ編

カヤとのアジリティは、サンとはまた違って、

ハードルも登り物も全然好きじゃない。スタートしたくない。

カヤちゃんの精神力を鍛えるところからのスタートでした。

 

一方で、プロの目から見て「センスがある」と度々言われるカヤちゃん。

2015年秋、カヤの逆襲が始まる!!

2014.9.21 NV2(ミニ) 9席

2014.11.8 JP1(ミニ) 3席 ~OPDES初メダル

競技会は約8ヶ月間お休み!

新生カヤちゃん誕生(^^♪

2015.11.23 JP1(ミニ) 1席 ~進化形カヤちゃん!

2015.12.13 STP(ミニ) 5席 セミファイナル権獲得

2016.3.6 JP2(ミニ) 1席 JP&AG W優勝

JP2 クリーンラン 1席

AG2 1席(失敗1) 昇格へリーチ

2016.5.7 ジャパングランプリ AG2 2席(拒絶1) 3度へ昇格

クリーンランせずに1ミスを付けながら昇格したので、3度昇格後もミスに苦しみました。

DWのタッチは飛ぶようになってしまったし、スタートのセットも怪しくなってしまったり、クリーン出来るようになってからもシーソーがとても遅かったり、スラロームも良かったり悪かったりで、課題だらけでした。

 

でも、1つずつクリアしていけばいいことなので、一年間、私とカヤにできることをやっていきました。

入賞したいとか、ファイナル権を取りたい、とかではなく、ただひたすらCRを目指して、地に足をつけて、真摯に課題に向き合ってきました。

 

私のよりどころは「オビディエンス」でした。

上級ハンドラーは当たり前に日常生活に取り入れている「オビディエンス」。

私はまだまだ「オビディエンスをやろう」と思ってやらないとダメなレベルです。

私にとって「オビディエンス」は、すべてを解決してくれる万能薬です。

 

「シーズン中にファイナル権を取りたい」なんて他人に宣言するようなことはしません。

シーズン中に目指すことは、とにかく毎回CRを積み重ねること。

その先に、いつかご褒美としてもらえるかもしれないのが「ファイナル権」です。

 

『他人は関係ない、自分と自分の犬のことだけしなさい』

誰が出ているとか、ライバルに勝ちたいとか、他人のことは関係ありません。

ライバルに勝っても、またすぐ新たなライバルが出てきます。

だから、ライバルは自分なんです。

 

自分の弱さを認め、できる準備をすべて行い、挑戦者の気持ちでリンクに立つことだけが自分にできることです。

『アジラーの仕事は、リンクに立つ前にすべて終わっている』

 

シーズン中に1席が取れなくても、セミファイナルでクリーンをすればファイナルに進めます。

セミファイナルを走れるだけでもすごいことなんだ、と心から思います。

セミファイナルでクリーンできる実力をシーズン中に育むことなんです。

 

そして、ジャパングランプリ2017目前、初めて私は「カヤもファイナルに行けると思う」と口にしました。

2017.5.14 ジャパングランプリ セミファイナル(25cmクラス) CR8席にてファイナル進出

3度昇格からちょうど一年で、夢のグランプリファイナルの舞台へ。

ファイナルは、シーソーフロント後の逆トンで失格してしまいました。

また来年、この舞台に戻って来られるように、この舞台に立つことを目標に一年間頑張ります。

新シーズン開幕直後に舞い込んできた「ご褒美」

上に書いた「夢」が現実になりました。

「CRだけを目指して」走っていたら、カヤちゃんが2日連続AG3をクリーンしてくれて、あれよあれよという間に「ファイナル権」と獲得してしまいました。

 

カヤちゃんは、とても難しい犬で、ハンドリングは苦労の連続、特に、気苦労が多かったです。

頭の回転が速く運動神経もずば抜けており、ハンドラーに求めるレベルも自ずと高くなります。

 

自分のミスでなく、ハンドラーのミスであることを見抜きます。

常に「ゴール」までの最短ルートを描いていて、無駄な事をしたがりません。

世界レベルのトレーナーと走れば、カヤも世界レベルになれると正直思います。

 

それでもファイナルまで来られて、目標を達成して、カヤちゃんと私のアジリティは、1つの完成を見ました。

これからは、お互い肩の力を抜いて、面白おかしく走っていければなぁと思います。